令和二年お正月暖冬小旅行

令和二年お正月暖冬小旅行

今年最初の帰省で空港に降り立ち、あまりの雪のなさに驚愕!!!!

暖冬とはいえ、1月中旬に積雪0。

アスファルトしか見えない雄和は異常です。

こんなところで、地球温暖化を実感…

懐かしのソールフード

小さい頃、父が「らーめん食べに行くか!」と言うと決まって行くのが当時、長崎屋近くの交差点にあった吾作らーめん。

 

今は、つけめんや油そば、家系などなど

たくさんの味がありますが。

当時は私にとって吾作の味噌らーめんは最高のごちそうでした!

 

最後に行ったのは、小学校低学年でしょうか。

あれから、四半世紀以上が経ってしまいました…汗。

 

空港でレンタカーを借り、市内に向かう途中であの吾作らーめんを見つけ、お腹が鳴りました笑。

思わずハンドルを切り入店!

 

子供の頃のごちそう、吾作の味噌らーめん。

いただきます!

店員さんもう少し、愛想があるといいのにな笑。

 

かすかに残る当時の記憶。

兄と父と3人でふぅーふぅーしながら食べた味。

うん、変わらずおいしい

やっぱり、吾作の味噌は最高だ!

ここの味噌らーめんは唐辛子ではなく、S&B胡椒がよく合う。

あぁ、満腹。

戦国時代のスターの足跡が

お腹の満たされた私が向かったのは実家ではなく岩城町。

ここを訪れるのもまた、四半世紀ぶりくらい。

 

着いてまず、懐かしさより寂しさが先に立ちました。

人っこ1人いない…

強首と同じくまるでゴーストタウン…

秋田の人口現象ここでも痛感

 

そして、到着したのは

妙慶寺。

 

なんと、あの真田幸村(信繁)公の五女顕性院という姫が側室としてこの地に御興入れし、建立したといわれるお寺だそう!!!!

これは歴史好き、真田ファンにはたまりません!

 

あの、幸村(信繁)公の子孫が秋田にいたなんて!!!

更に、こちらの宝物館には六文銭が刻まれた籠や鎧があるというではないですかっ!

はやる気持ちを抑えながらお寺の門をくぐりました、が。

石碑を見てぐるりと境内を回りましたが。

やはり、ひと気はなし。

お寺の隣にある母屋のインターフォンを押すと中から中年の女性が顔を出しました。

宝物館の見学をしたいのですが…と言うと、

「あら!冬場はやってねんですよ。」

と、まさかのお返事…

 

これが見たくて横浜から来ました!!!と、食い下がってみましたが。

 

答えは一緒でした(当然です、私のリサーチ不足です涙。)

 

みたかったー

秋田で六文銭ー

 

後ろ髪を引かれながら泣く泣くお寺を後にしました。

しかし。このまま帰れるわけもなく、小学生以来ですぐ近くの天鷺城へ足を伸ばすと、まさかの。

 

閉館日の看板…(_)

 

トボトボ…

雪国育ちのスポーツ

そして、次に向かうは。

 

矢島スキー場!!!!!!

 

この暖冬のため、積雪はまさかの25cm!!( ; ロ)゚ ゚

所々、土が見えてるゲレンデのコンディションはまさにガリガリ君。

これは、転んだらかなり危ないヽ(;゚;Д;゚;; )

 

と、思いましたが。

 

秋田生まれの秋田育ち。

年はとっても体が覚えてる笑。

きっちり4時間転倒0!

楽しく滑りました!

 

遠くに日本海と風車

そして、山々が清々しかった!

帰宅したら熱々のきりたんぽ鍋と母が待っていました。

奮発して比内地鶏たっぷり入れてくれたスープはどこのお店で食べるよりおいしい( ̄ー ̄)

秘湯ランキング上位の名湯へGo!

翌日は雪見風呂に入りたくて。

久しぶりに乳頭温泉へ!

途中も全く雪がなくて不安でしたが。

田沢湖スキー場に向かう坂の辺りから矢島とは違うふわふわな雪が見えてきました。

春の日差しのような快晴で眼下には田沢湖がきれいです!

そして、温泉マニア憧れの鶴の湯へ

脱衣場には

 

  • 女性の皆さん!せっかく来たのだから勇気を出して乳頭温泉最高の混浴へ入ってください

の張り紙が笑。

 

途中まで行ったけど、男性先客が複数いたので、すごすご退却。

 

貸しきりの誰もいない女子風呂の白濁の湯で身も心もほっかほかになりました。

二泊三日の短い滞在ではありましたが、

この度の帰省はスノボと温泉、そして歴史を少し垣間見ることもできました。

 

春の田沢湖もいんだよなぁ♪

 

武家屋敷で道草

湯冷めのしない芯から温まった体で冬の角舘に立ち寄りました。

冬の平日秋田は、どこも空き空きです笑。

 

何度も訪れたことのある角舘ですが、武家屋敷の内部見学は始めてでした。

 

石黒家

数多く公開されている武家屋敷の中でも唯一、今でも子孫の方が住んでいらっしゃるお宅です。

 

ここが、いい意味で期待を大きく裏切ってくれました。

建物はおよそ築200年。

欄間に彫られた亀は木目が波紋に見立てられており、

さらに、当時ろうそくの灯りで壁に映していたであろう影絵がリアルで美しかった!

更に、奥に進むと増田の蔵を彷彿とさせる酒蔵。

本当にカッコいいです!

中には初版の解体新書など、歴史的価値の高い展示物の数々。

そして、剣道部出身の私には興味深い鍔コレクション。

 

桜の季節は言うまでもなく素晴らしい角舘。

冬もまた、素敵でした。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)