母と共に訪れた『強首温泉』
紅葉も散り始めた11月初旬。
帰省した際に母と共に訪れたのは『強首(こわくび)温泉』。
現在は大曲市に合併されていますが、昔は強首「村」でした。
小さな部落で過疎化高齢化が著しい場所の1つ。
およそ10年前の統計でも人口はおよそ200人!!!
秋田県出身の人でもなかなか訪れたことのある人はいないのではないでしょうか。
そんな小さな部落になぜ興味をもったかというと。強首と言えば!温泉。
強首温泉(こわくびおんせん)とは
日本人がこよなく愛する温泉。 秋田県は乳頭温泉や玉川温泉をはじめ、
情緒や効能、景観など人々の心をくすぐる有名温泉が数々あり、県外の方にも人気です。
私も秋田の温泉には沢山足を運びましたが、
強首温泉は「名前は知ってるけど行ったことがない」気になる場所でした。。
早速、秋田市内の実家から向かいます。
車でおよそ40分、強首地区に入っても人っこ1人。
むしろ、車一台すら走っていない、まるでゴーストタウンのように静かで人気のない場所でした😱
道を訪ねようにも野良猫一匹見当たらない…
ナビを頼りに何とかたどり着いた強首温泉『 樅峰苑(しょうほうえん)』。
ネットで見てその佇まいに心を奪われ来てみたのですが。
たどり着いたそこは門も荒れ果て、やはりひとけはなく、駐車場も車一台ありません…
あれ?休館日?閉館したの?とハラハラしながら入り口へ向かうと。
営業中
の立て看板😲 やってるのか…。
築何年でしょうか、重い引き戸を開けると。。。
聞けば、大正時代の農家の豪商の建物らしい。(※登録有形文化財)
築、100年は軽く超えてそう‼️
目の前の大階段も左手に見える土間の奥も興味津々ですが、
残念ながらそちらは宿泊客しか見学できないそうです・・・
残念!!!!!
これは、広く公開するべきだなー。と思いました。
お風呂へ!!
気を取り直してお風呂に向かうと・・・ そんなに大きくはない内風呂が1つ。
うーん、これまたなんか拍子抜け。 露天もないんかー。
と、思いながら懐かしのケロヨン桶でかけ湯していざ
ドボン!!!
ん?んんん?
お湯は赤茶色。
そして、鉄の匂いがする。
嗅覚が恐ろしく衰退した母には全くわからないそうです。
しばらくすると、額にじんわり汗が滲みぽかぽかしてきました😃
体を洗ってまた浸かる。 を何度か繰り返し、
もう限界!
茹でダコのように真っ赤になってお風呂を出ました!
後で聞いたら鉄分は含まれていないそう笑。
(※効能はこちら)
温泉のすぐ裏には雄大な雄物川(おものがわ)。
近くにはゴルフ場もあるそうです。
ひとけもまばらで古びた外観ですが。 全館Wi-Fi完備😃
泊まりで食事を楽しみ、館内を散策するのもいいですね。
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