秋田県に特化したWebメディアとして出来る事は何か。佐竹 敬久秋田県知事、穂積 志秋田市長を表敬訪問

秋田県に特化したWebメディアとして出来る事は何か。佐竹 敬久秋田県知事、穂積 志秋田市長を表敬訪問

あきたさいこうというメディアをリリースして、ちょうど2か月が経ちました。僕と副代表、強瀬が出会い、秋田を盛り上げるために何かやりたいという漠然とした思いで始めたのが、2017年の9月です。あっという間の4ヶ月でしたが、今後どういうことができるのか改めて考えてみました。

秋田の隠れた魅力をPRしたいという、心意気だけで始めたが。。。

2017年の秋田は、記録的な降水が続き、川が氾濫するなど甚大な被害が農家を襲いました。損害金額も大変なものでした。この状況をなんとか打開できないかと、産地直送のECサイトをできないかというところから構想を始めました。マーケティングしてみると既に秋田の直販サイトは存在してて、同じようなECサイトがあっても差別化が難しいだろうと判断し、まずは秋田の旬な情報を正確に伝えるメディアを作り、そこから事業を拡大していくことが大事ではないかという議論の末、あきたさいこうの立ち上げを決めました。多くの方のご協力を得ることができ、月に数記事ですがコンテンツを増やしていくことが出来ています。2018年の今年は、皆さんが読みたいと思える記事をどんどん増やしていくことが目標です。皆さん楽しみにお待ちください。

まずは、メディアとしての実績作り

今、僕たちが一番優先的に取り組まなければならないことは、メディアとしての実績作りだと考えています。メディアの役割は、秋田の皆さんのビジネスを手伝うことにあると考えています。少しでも売上が上がるその仕組みを作っていく、秋田の隠れた魅力をいくつも世の中に情報発信していきたいと考えています。その中で、一番最初にお手伝いさせて頂いた、「秋田市土崎湊 酒肴旬彩 白帆」の畑中蘭子さんのご紹介をさせて頂けました。そして新たな取り組みとして、東京大学内にある企業とのコラボレーションを実現することができました。詳細は今後のご報告になります。これは、初めの一歩としては大きな成果だと思っています。

秋田を積極的にPRするには

僕たちの得意な分野を伸ばして、あきたさいこうならではのPRに特化して行こうと今年は考えています。一つ目の手段は、現在すでに進行中である。東京大学内とのコラボレーションです。「北限のふぐ」から始まり、秋田の素晴らしい名産品を色々と調べ、正しい情報を皆さんにお届けして、安心して商品を購入して頂ける環境が作れたら嬉しいです。二つ目の手段は、MatterPortという3D撮影技術を活用した、施設や建物の紹介です。

下記に事例をあげました。(PC/SPでも見られます)

上記はほんの一部の事例で、3D/VRカメラという技術は、まだほとんど知られていませんが、3D撮影することで、これまで表現しきれなかった魅力を多くの方に伝えられるツールだと考えています。例えば秋田の観光地などを事前に撮影して紹介して、より多くの方が秋田に興味を持つきっかけになればと思っています。 日本だけでなく世界中にPRができるため、行きたくても行けない方、Webで全ては見せないにしても、うまい活用方法はあるのではと考えています。

2018年の前半はこの2つの武器を使って、オリジナリティのあるPRをしていきたいと思っています。専属の提携はこちらの正規代理店のmatterport撮影会社です。

民間企業だけでなく、自治体と一緒に進めることの重要性

まずは、実績を作りそして、自治体と一緒にプロジェクトを進める機会があればとも考えています。「秋田市土崎湊 酒肴旬彩 白帆」の畑中さんのご紹介で、2017年に、佐竹 敬久秋田県知事、穂積 志秋田市長を表敬訪問させて頂きました。

 佐竹 敬久秋田県知事、東京大学内に研究施設を持つJFSラボ 右端、あきたさいこう 強瀬 副代表(JFSラボアドバイザー)
佐竹知事とは、秋田県全体としてどういう取り組みをしていくべきか、知事の思いを聞かせて頂けました。是非、今年は何らかの形で貢献できたらと思います。

真ん中が、穂積 志秋田市長
穂積秋田市長は、秋田市に特化した戦略をお話しいただけました。県内で最も人口が多い秋田市から盛り上がっていかなければ、秋田県は変化しないという強い危機感をお持ちでした。まずは秋田市から新たな取り組みをしていけたらと強く感じました。
秋田県の現状が数十年後の日本かもしれません。

これからの想い

秋田県内で最も、観光客が多いはずの秋田駅を降りると、人はまばらです。東京のように外国人観光客はほとんど会いません。毎年人口減少が進む中、僕たちが何ができるのか、一人ひとりができることは少ないかもしれないですが、何もしないわけにはいかないと僕は考えています。秋田への郷土愛を持つ人は、僕の周りにはたくさんいます。皆さんと力を合わせて、アイデアを出しながら、一つづつ実行に移していく1年になればと思います。秋田県のみならず、地方都市の人口減少に歯止めをかける力に僕らもなりたいですし。このまま衰退していく秋田県を見続けるのはとてもさみしいです。
うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる
悲観的な話をしているだけでは、何も変わらないので、明るい話題を一つづつ作っていきましょう。秋田お笑い大使の桂三若師匠もおっしゃっていましたが、お笑いが大事だと、人口減少してもそれを笑い飛ばしてしまおうというリーダーの存在が必要ではないでしょうか。
秋田を思う、リーダーがあつまり、力を合わせて、技術や知識を分け合うことができればきっと未来は明るいはずです。

仙北市の乳頭温泉など、世界に誇れる観光資源もとても多くあります。これを活用して、人口減少というネガティブなイメージを逆転させて、秘境温泉としてPRもできるかもしれませんし、新たなチャレンジをしていくと決断させるとても重要な機会でした。今年は挑戦し続ける1年になりそうです。

あきたさいこう 代表 高橋 貢

コメントを残す

*
*
* (公開されません)